インフォメーション
和牛オリンピック取材記
皆様こんにちは。 お肉ソムリエの西村です。
5年に一度の「第12回全国和牛能力共進会」が、この度鹿児島県で10/6~10/10に開催され、なんと・・・その貴重な大会に山口県代表の一員として参加させていただきました! 10/8、9で行ってきましたが、そこで私の見たものを、少しでも皆様にお伝えできれば思い、体験レポートとしてご紹介していきたいと思います。
そんなわけで地元の厚狭⇒小倉と乗りついで・・・到着しました鹿児島!(実は私、鹿児島に来ること自体はじめてです(笑))
やはり駅では大々的に和牛のオリンピックが告知されています。今回は過去最多の41都道府県から約440頭が出品され、その関係者の方々約40万人が一斉に鹿児島に集まります。駅は人通りが多く、飲食街もたくさんの人で賑わっていました。この日は打合せを行い、明日に備えます。。。
この日は早朝から南九州市知覧町に移動。
まずは出品した各牧場の枝肉を視察していきます。
着替えて、、、
いざ工場内へ!!
・・・ここからの写真もお見せしたいのですが、申し訳ございません。。。撮影NGでした。
文章のみでは伝わりにくいとは思いますが、やはり各地の代表される牛が出品されているため、サシの入り方や 色など素晴らしい状態の枝肉ばかりでした。
牧場さんの日々の努力やこだわりがここに現れていることを実感いたしました。 枝肉を見た後は、セリ会場に移動します。
(私も気合入ってます!!)
(山口県チームも打合せしています。)
(ここで出品されたすべてのセリが行われ、価格が決まります。)
(肉牛の部:7区 山口県のセリが行われています。価格がここから動いていきます。)
約3時間のセリが行われ枝肉の価格が決まりましたが、その日に「肉牛の部」の各等賞・順位も発表されました。
7区に出品した山口県は、見事に優等賞入賞!!
そして8区では開催地鹿児島県の「(有)うしの中山」様が優等賞1位で優勝されました。
会場にいらっしゃいましたので記念に一枚。
セリが終わり、これより山口県に帰ります。(本当はまだまだ滞在したいのですが。。。)
(新幹線を乗り継いで、無事に厚狭駅到着。お疲れ様でした。)
今回二日間参加してきましたが、各生産者様のこの大会にかける熱い思いを感じることができました。たくさんの枝肉を見ましたが、各部位のサシの入り方や色等、まったく同じ状態のものはありません。それぞれ違った特徴があり、そこに生産者様の努力や思いが詰まっています。「ふじ匠」では牧場取材を行い、生産者様からたくさんのこだわりや工夫をお聞きしていますが、その努力がここに現れることを改めて実感しました。 次回は5年後に北海道で開催されます。山口県の和牛ブランドを全国に広めていくために、生産者様と一緒にここ山口県から盛り上げていきたいと思います。 今回山口県代表として出品された「福嶋牧場」様、「岩国ファーム」様のお肉を、この機会に是非ご賞味ください。